Midjourneyの進化が止まらない!
現在所属している会社で4月から研究開発を行う部署へと移動しました。
そこでAR,VR,XR,META,DAOやNFTといった分野に目を向ける機会が増え、その中でも一番旬というか実用性が高いものがAIの作画サービスです。
市場調査した中で一番よかったのがMidjourneyでした。
Discord上でAIによる作画を行えるので、他のユーザーがどんなキーワードで作成しているのか、リアルタイムで参考にする事ができます。
刺激を受けながらガンガン作成できるのが一番のオススメポイントですかね。
11月5日にMidjourneyがバージョン4にアップデートされて、作画の進化がヤバすぎます。
完成度がかなり上がっている。
ほんの数ヶ月でここまでクオリティが上がるのは、ほんとすごい事だなと思います。
仕事で検証してレポートを書いていますが、個人的にもこれは注目したいところ。
チャットウィンドウで「/setting」を入力し、「version 4」のスタンプを選択すれば切り替え完了です。早速何かキャラクターイラストを生成してみたいと思います。

えっ!!?
artstationにあるような作家さんが描いたイラストレベル!
これは、もう生成が止まりませんね。

何度か再生成する必要はあるものの、以前と比べて試行回数が少ないです。
割と早く希望の構図が出てきますね。

ウルトラマンの新コスチューム?!!
めちゃかっこいい。子供向けではなく、大人向けな感じがします。
marvelがウルトラマンをリメイクしたらこんなデザインになるんじゃないでしょうか。

初音ミクのイラストも簡単に生成されます。
細かいディティールはAIっぽさが出ていますが、これを下絵に清書すれば文句なしですね。
レーシングミクで生成してみたら、トヨタのロゴらしきものまでついてました笑
この記事を書きながら生成しているんですが、簡単にイメージしたものが生成されるので本当にびっくりさせられます。
アメコミ界の巨匠「Dan Mumford」のタッチで生成してみました。

人気のキャラクターはそのまんま出ます笑
一応原作者に配慮して、抽象的な方をこの記事には載せておきます。
marvel系のキャラは、めちゃくちゃクオリティ高く生成されて、
流石に著作権的に不味そう(汗
記事を作成している間に、Midjourneyのホームページが更新されました。
生成したキーワードを簡単にコピーできないようになっています・・・
会社のレポートにも書かせてもらったんですが、プロンプト デザイナーという職種、
本当に誕生するかもしれません。
というのも、色々なAIが巷には溢れていますが、AIごとに癖のようなものがあります。
そのAIの思考を読み取りながら、キーワード(プロンプト、最近では呪文)を入力する必要があるからです。そこにテクニックのようのものがあります。
そのテクニックを掴むのは、中々難しいように思います。
それを踏まえると必要な画像をすぐさま生成し、提供する事ができる人材も必要になってくるはずです。そして、それをさらに加工して満足のいくものにするデザイナーが「プロンプトデザイナー」の仕事になるのではないかと思っています。
これに気づいていち早く取り入れたデザイナーしか、生き残れない世の中になってしまう気がして不安でいっぱいです。イラストレーターを生業にしている人もきっとそうでしょう。
5年後には、一から描く人の方が少なくなっているかもしれませんね。